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古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

「蓼」には食欲促進効果あり 朝に魚のツマとして一緒に取る

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 また、近年スプラウト(芽物野菜)がブームになっていて、その機能性が研究され、市場に出回っています。蓼もまさにそのひとつ。たとえば、蓼の中でもベニタデの辛味の成分はタデオナールといわれているもので、食欲促進作用があることが分かっていたり、タデオナールによる抗菌作用も報告されています。時間栄養学として効果があるほどの量はおそらく一回の食事では摂取できないでしょう。

 しかし、食欲を促すという意味では、朝、どうしても食欲がないときに魚のつまとして一緒に取ることは非常にお勧めです。朝の魚も体内時計をリセットするために有効なDHA、EPAが豊富に含まれていますので、一緒に食べてみてはいかがでしょうか?

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