著者のコラム一覧
田中智子「うぐいすヘルスケア株式会社」代表取締役

シーメンスの補聴器部門でマーケティングの勤務を経て、2020年補聴器販売会社「うぐいすヘルスケア株式会社」設立。認定補聴器技能者資格保持。

「補聴器の落とし物は補聴器販売店へ」SNSのつぶやきが話題に

公開日: 更新日:

 先日のことです。広島の補聴器販売店がツイッターで「補聴器の落とし物を見つけたら、近くの補聴器販売店に届けて!」という内容のツイートをしたところ、4万リツイートと5万件のいいねがついて大きな話題となりました。

 それは補聴器販売店からメーカーを通して補聴器を落として困っている方に、連絡することができるためですが、それができるのは各メーカーでどの販売店にどんな製品を販売したかを、シリアル番号と共に記録しているからです。でも、製品によってはその番号の記載されている場所が違い分かりにくいことも。そのため冒頭のツイートをした販売店は、警察よりも扱い慣れた販売店の方がより早く落とし主の元に戻ると考えたようです。

 ちなみにこのツイートは注目度の高さから、神戸新聞社が運営するニュースサイトで取り上げられ、やがてはYahoo!ニュースにも転載。それがきっかけとなり、警察遺失物係から補聴器業界団体へ問い合わせがあり、業界から補聴器メーカーの連絡先一覧やシリアル番号の刻印場所などの情報を提出。それにより、警察から製造番号をメーカーへ問い合わせ、次に警察またはメーカーから購入店へ連絡、そして購入店から顧客へといったフローが確立されたのでした。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ