死んじゃうのかなと…ryuchellさん語るカンピロバクター腸炎の苦しみ

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 その後、疑いから確定になり、医師から「カンピロバクター腸炎は本当にきつい。でも出し切るしかないから」と諭されて、強い抗生剤とロキソニンのような痛み止めで乗り切るしかないことを告げられました。

 入院こそしませんでしたが、家族とは離れたホテルで痛みと孤独に耐えました。「トイレやお風呂を共有しても家族に感染することはほとんどない」と言われましたけど、念のための判断でした。独りぼっちはつらかったけれど、子供に父親の苦しむ姿を見せずに済んだ意味でも正解だったと思っています。

 体中の関節が痛むしんどさのピークは3日間続きました。正直、急きょ休んだ仕事のことを考える余裕もないくらいの状態で、“盛り”なしで本当に人生であんなにしんどかったことはありません。生まれて初めて「死んじゃうんじゃないか」と思いました。でも、それを過ぎると少しずつ痛みが和らいでいきました。良くなりかけたといっても、血便がいっぱい出る状態でしたけどね。

 仕事復帰できたのは1週間後でした。それも完全に治ったわけではなく、下痢は復帰後も1~2週間続きました。それでも治りは早かった方だと思います。

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