がんの末期に生じる痛みは「在宅」でもしっかりコントロールする
そして奥さまにお伝えしました。
人生に1度しかないお別れの期間です。言いたいことを全部言えたな、できたなって後から振り返って言えるように過ごしていただければ100点ですから──。
それに対して「特別なことはせずに、普通の日常を過ごそうと思っています」とおっしゃる奥さま。なにげない日常が、患者さんとご家族にとって一番人生で特別な時間であり、それをサポートするのもまた在宅医療の役割だということも、改めて気づきました。