著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

フードテックに見た未来への希望 テクノロジーの祭典CESレポート

公開日: 更新日:

 ヘルステックで注目されたものの1つが、韓国のバイオ医薬SKによる眼鏡ゼロ・グラス。スマホと連動し、体や心臓の動きを察知して、てんかんの発作を予測するというものです。またスキンケア・ブランドのニュートロジーナによる、個人の健康データに基づいて3Dプリンターで作れるグミ・サプリにも、関心が集まっていました。

 さらに熱い視線を浴びていたのはフードテックです。地球人口が2050年には100億人を超えると予測される中、懸念されるのが肉の供給不足、タンパク質危機です。代替タンパク質の中でも、数年後には世界で100兆円の巨大市場になると予測されているのが「培養肉」。動物の細胞を組織培養して作られる培養肉のスタートアップ・アップサイド社は、昨年11月にFDA米食品医薬品局から、世界初の販売許可を得たと報告。今回は商品化を目前にした、生産規模拡大への取り組みを発表しました。

 他にも気候変動に強い食物の種の開発など、決して派手ではないけれど私たちの未来を守る様々なイノベーションに、大きな希望を感じました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末