既婚者と独身者…人として継続的な成長をするのはどっち?
皆さんは、仕事と恋愛、どちらが大事だと思っているでしょうか。「どちらも大切」と答えたいところですが、実際問題として、時間が足りなかったり、金銭的余裕がなかったり、どちらも両立させることは難しいことかもしれません。
ですが、両立できていないことを嘆く必要はありません。独身でいることのメリット、家族がいることのメリット、どちらも科学的に証明されているんですね。たとえば、「独身=一人だからこそ○○ができる」という具合に考えてみる。旅行や趣味などは、一人だからこそ気兼ねなく自分の好きなようにアレンジできます。
カリフォルニア大学サンタバーバラ校のデパウロ博士は、長年にわたって独身者の研究をしているのですが、「既婚者に比べると、独身者の自己決定感は高く、人としての継続的な成長を経験する可能性が高い」と語っています。さらに、「結婚をすると、視野が狭くなる」といった過激な発言までしているほどです。さすがに、これは人それぞれだと思うのですが……。
独身は、自分を中心に考えることができるため、自己決定や自分の成長を促進させる時間やお金の使い方ができる。いうなれば、自給自足の生活ですから、考えようによってはとても自由で楽しいものです。