【白きくらげ】「水」を補って乾燥を防ぎドライマウスを改善
また、白きくらげは美肌に絶大なパワーを誇る食材でもあります。70歳を過ぎても10代のような肌を保ったという西太后や、かの楊貴妃が欠かさずに食べていたといわれています。肌にたっぷりと潤いを与えて乾燥を防ぎ、シワの改善に威力を発揮するのです。さらに、ホルモンバランスの調整にもよく、更年期の女性にもおすすめです。
白きくらげの調理は、黒きくらげ同様、乾燥品を水で戻して加熱すればOK。クセがないので、サラダ、スープ、炒め物などに幅広く使えます。デザートに使うのもおすすめです。ハチミツなどで甘みをつけ、フルーツ、ヨーグルトなどと一緒にどうぞ。また、じっくり1時間程度とろとろになるまで煮込むと、もっちり、とろりとした食感になり、より美味しくなるので、ぜひお試しください。
白きくらげのドライマウス改善効果を高めるには、同様に体内に潤いを与える、ヨーグルト、牛乳、豆乳、豆腐、松の実、ハチミツなどと組み合わせるとよいでしょう。
また、老化をつかさどる「腎」とよばれる臓器の働きが衰えると、関係が深い「唾」に不調が現れやすくなります。腎を強化するクコの実、黒豆、ブドウなどを合わせて取り入れるようにするとよいでしょう。