過敏性腸症候群でもう悩まない(4)20代女性は食生活の見直しで職場復帰できた

公開日: 更新日:

 IBSの治療に携わる「おりたメンタルクリニック」院長の織田宗太郎氏はこう言う。

「IBSは、生活環境が大きく変化する春先に発症しやすい。治療は一般的に薬物療法が基本ですが、薬はできるだけ避けたいとおっしゃられる方も少なくありません。生活習慣の見直しをしっかりと行うだけでも症状が改善される場合もあるので、体質的に薬物療法が受けられない、薬を飲んでも効果が出ないからと諦めず、根気強くご自身の体と向き合うことが完治への一歩なのです」

 さらに、今の時季に注意したいのがクーラーの直風だ。当たり続けるとお腹が冷えて、下痢を引き起こしやすい。近年は薄手でファッションの妨げにならない腹巻きも販売されている。

「腹部を覆うと冷えを回避できるだけでなく、安心感を得て症状の緩和が期待できます。男性など、人目が気になってブランケットを使用しづらいという方であれば、腹巻きを試してみるといいでしょう」(織田氏) (おわり)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末