メンタルにも良い!ニューヨークで注目の「読書パーティ」とは?
ローリングストーン誌の記者によれば、まず30分という決められた時間に集中して本を読むことで、現代のマルチタスクから解放される。特にスマホではなく紙の本を読むというのも、デジタル・デトックス効果につながるといいます。でもだからといって全くの孤独というわけではありません。
個別の読書の後には、グループで集まって自分が読んでいる本について発表し、語り合う時間もあります。他人と話す機会が少ない都会の真ん中で、本を介した気軽な会話とふれあいを楽しみ、孤独を癒やすこともできるのです。しかもお酒や大音量の音楽がつきもののパーティとは違い、体にも優しく、ストレスも少ないのが特徴です。
好きな本を読みながら、他人とのちょうどいい距離を楽しめる「読書パーティ」のチケットは20ドル(約2800円)。
アメリカではZ世代の間で、特に紙の本を中心に読書の人気が戻ってきています。Z世代はメンタルの問題を自覚する人が4割を超える世代でもあります。そんな中「読書パーティ」の人気はまだまだ上がっていきそうです。