著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

メンタルにも良い!ニューヨークで注目の「読書パーティ」とは?

公開日: 更新日:

 ローリングストーン誌の記者によれば、まず30分という決められた時間に集中して本を読むことで、現代のマルチタスクから解放される。特にスマホではなく紙の本を読むというのも、デジタル・デトックス効果につながるといいます。でもだからといって全くの孤独というわけではありません。

 個別の読書の後には、グループで集まって自分が読んでいる本について発表し、語り合う時間もあります。他人と話す機会が少ない都会の真ん中で、本を介した気軽な会話とふれあいを楽しみ、孤独を癒やすこともできるのです。しかもお酒や大音量の音楽がつきもののパーティとは違い、体にも優しく、ストレスも少ないのが特徴です。

 好きな本を読みながら、他人とのちょうどいい距離を楽しめる「読書パーティ」のチケットは20ドル(約2800円)。

 アメリカではZ世代の間で、特に紙の本を中心に読書の人気が戻ってきています。Z世代はメンタルの問題を自覚する人が4割を超える世代でもあります。そんな中「読書パーティ」の人気はまだまだ上がっていきそうです。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  4. 4

    広末涼子は免許証不所持で事故?→看護師暴行で芸能活動自粛…そのときW不倫騒動の鳥羽周作氏は

  5. 5

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  1. 6

    【い】井上忠夫(いのうえ・ただお)

  2. 7

    広末涼子“密着番組”を放送したフジテレビの間の悪さ…《怖いものなし》の制作姿勢に厳しい声 

  3. 8

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  4. 9

    大阪万博は開幕直前でも課題山積なのに危機感ゼロ!「赤字は心配ない」豪語に漂う超楽観主義

  5. 10

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育