アップルのイヤホン「AirPods Pro 2」が補聴器革命を起こす? 米FDAが認可
ユーザーはiPhoneで聴力テストを受けるだけで、そのデータをもとに補聴器機能を設定することができます。そしてその聴覚補助設定が、電話やストリーミングの音量や音質に自動的に反映されるのも大きな特色です。さらに、コンサート会場などの大音量から耳を守る、耳栓のような機能も追加されています。
エアポッズ・プロ2の価格は250米ドルと、イヤホンとしては決して安くはありませんが、他の市販のブルートゥース補聴器に比べればずっと安価です。
こうした補聴器は、処方箋が必要なタイプに比べてそこまで精密ではないと考えられています。エアポッズは頻繁に充電が必要なのもデメリットの1つです。しかし何より革命的なのは、聴覚障害や補聴器そのものへの偏見がなくなることだと、専門家はコメントしています。