アップルのイヤホン「AirPods Pro 2」が補聴器革命を起こす? 米FDAが認可
補聴器機能を持ったアップルのブルートゥース・イヤホンが大きな話題になっています。特に今持っているエアポッズがそのまま補聴器になるという、これまであり得なかった新機能が、驚きを持って迎えられています。
アメリカでは聴力に不安を持つ人が少なくありません。しかし聴力検査を定期的に受けているのは、アメリカ人の5人に1人に止まり、補聴器への偏見もいまだに存在しています。さらに医療費が日本に比べはるかに高いこともあり、処方箋が必要な補聴器はとても高価です。そのため近年はブルートゥースを使った比較的低価格の市販の補聴器が注目されていました。
そんな折、アップル・エアポッヅ・プロ2への補聴器機能の追加が、FDA米国食品医薬品局に認可されたというニュースは、テック関連の媒体だけでなく、全米ネットのニュースでも取り上げられました。
しかも今回アップルが展開するのは、既存のイヤホンに聴覚補助機能が加わるという画期的なものです。つまりエアポッズ・プロ2を既に持っている人は、そのまま補聴器として使うことができるわけです。