著者のコラム一覧
池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

【カボチャの種】咳を止める優れた働きがあり、百日咳の改善に役立つ

公開日: 更新日:

 おすすめは「カボチャの種」。「南瓜仁」と呼ばれ、咳を止める優れた働きがあります。とくに百日咳の改善に威力を発揮するとされているのです。また、喉のトラブル全般によく、喉の痛み、痰の改善にも役立ちます。ほかにも、水分代謝をアップしてむくみにもよく、産後の女性には母乳を出やすくするという、うれしい働きもあります。

 カボチャの種は、栄養学的にも、抗酸化作用があるビタミンE、コレステロールを低下させる不飽和脂肪酸などが豊富な「お宝食材」。カボチャを調理したときには、捨てずに調理してみましょう。

 フライパンで炒って、表面が茶色くなるまで加熱して冷ましたら、キッチンばさみなどで外の皮を割って中の種を取り出せばOK。ナッツのような香ばしい味わいを楽しめます。もちろん、市販のナッツコーナーでも販売されているので、そのままおつまみに、あるいはサラダやスープなどのトッピングにしたり、炒め物などに使うとよいでしょう。

 カボチャの種の百日咳改善効果を高めるには、同じく咳止め効果の高いギンナンと組み合わせるとよいでしょう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本潤、櫻井翔、相葉雅紀が7月期ドラマに揃って登場「嵐」解散ライブの勢い借りて視聴率上積みへ

  2. 2

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  3. 3

    キンプリが「ディズニー公認の王子様」に大抜擢…分裂後も好調の理由は“完璧なシロ”だから 

  4. 4

    低迷する「べらぼう」は大河歴代ワースト圏内…日曜劇場「キャスター」失速でも数字が伸びないワケ

  5. 5

    巨人のW懸案「ポスト岡本和真&坂本勇人」を一気に解決する2つの原石 ともにパワーは超メジャー級

  1. 6

    早期・希望退職の募集人員は前年の3倍に急増…人材不足というけれど、余剰人員の肩叩きが始まっている

  2. 7

    ユニクロ女子陸上競技部の要職に就任 青学大・原晋監督が日刊ゲンダイに語った「野望」

  3. 8

    巨人「松井秀喜の後継者+左キラー」↔ソフトB「二軍の帝王」…電撃トレードで得したのはどっち?

  4. 9

    西内まりや巨額金銭トラブル 借金の中身と“返済ウルトラC”

  5. 10

    巨人秋広↔ソフトBリチャード電撃トレードの舞台裏…“問題児交換”は巨人側から提案か