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上昌広医療ガバナンス研究所 理事長

1968年兵庫県生まれ。内科医。東京大学医学部卒。虎の門病院や国立がん研究センター中央病院で臨床研究に従事。2005年から16年まで東京大学医科学研究所で、先端医療社会コミュニケーションシステムを主宰し、医療ガバナンスを研究。16年から現職。

日本のコロナ対策「飲食店悪玉説」は本当に正しいのか

公開日: 更新日:
現在、こんな主張(「飲食店悪玉説」)をする専門家は世界にいない(C)日刊ゲンダイ

 コロナ流行が続き、飲食店への規制が続いている。妥当だろうか。

 政府が根拠とするのは、昨年11月に米スタンフォード大学の研究チームが英「ネイチャー」誌で発表した論文だ。もっとも危険だったのは飲食店、ついでスポーツジム、カフェ、ホテルだったと結論づけている。

 しかし…

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