質素なトレーラーハウス暮らしの米国男性の遺産はナント…全額を地元に寄付で住人仰天!
今年6月、米ニューハンプシャー州の人口約4000人の小さな町ヒンズデールで1人暮らしの高齢男性が亡くなった。その後、遺言状の存在が明らかになり、そこには町の住人のほとんどが腰を抜かすようなことが記されていた。
男性は380万ドル(約5億6000万円)もの資産を持っており、死後その全てを町に寄付する、というのだ
この男性は、ヒンズデールのトレーラーハウスの駐車場を管理していたジェフリー・ホルトさん(享年82)。自身もトレーラーハウスに住み、テレビもコンピューターも車も持たず質素な暮らしをしていた。
移動手段はもっぱら自転車か芝刈り機。生前は、駐車場で芝刈り機に乗ってリラックスするジェフリーさんの姿が見られた。
ジェフリーさんはマサチューセッツ州スプリングフィールドで育ち、海軍に勤務し、1968年にアメリカン・インターナショナル大学で修士号を取得した後、ヒンズデールに転居した。
その後、トレーラーハウスの持ち主の女性と同棲し、2017年に女性が亡くなるまでパートナー関係を続けた。子供はなく、ひっそりと静かに暮らしていた。