今年の漢字は「虎」と「翔」で一騎打ち? 虎党“組織票”で上積みか…2年連続「戦」が大穴

公開日: 更新日:

 毎年、常連客と今年の漢字の予想合戦をしている東京・茅場町のバー店長はこう言う。

「早い者勝ち、同じ漢字を予想できない決まりになっていて、今年は過去最多の80字ほどが候補に挙がっています。確かに『戦』や『争』が濃厚とみるお客さんも多いですけど、物価高など生活が苦しくなってきたことに絡む漢字も目立つ傾向にありますね」

■「高」「増」「税」「苦」「害」「隠」「裏」…

 さらに“増税メガネ”とか。まあ「高」「増」「税」や「苦」あたりは上位でも不思議じゃないか。旧ジャニーズ事務所絡みなら性加害の「害」や隠蔽の「隠」、今なら自民党裏金疑惑の「裏」もホットな漢字だろう。

 脚本家でライターの源祥子氏はこう話す。

「今の日本のどこに希望があるのか、光が見えないだけに、逆に『望』とか『光』なんて明るい漢字が選ばれてほしいですね。そういう意味では、多くの日本人にとって唯一の希望の星と言っていいメジャーの大谷翔平選手の『翔』あたりは、前向きで明るい気持ちになれそうです」

 大谷翔平は「Yahoo!検索大賞2023」でも大賞に選ばれているだけに“支持率”はかなり高そうだ。来年こそ飛翔の年にしたい!

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  4. 4

    広末涼子は免許証不所持で事故?→看護師暴行で芸能活動自粛…そのときW不倫騒動の鳥羽周作氏は

  5. 5

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  1. 6

    【い】井上忠夫(いのうえ・ただお)

  2. 7

    広末涼子“密着番組”を放送したフジテレビの間の悪さ…《怖いものなし》の制作姿勢に厳しい声 

  3. 8

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  4. 9

    大阪万博は開幕直前でも課題山積なのに危機感ゼロ!「赤字は心配ない」豪語に漂う超楽観主義

  5. 10

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育