コンプラ厳守の反動? ああ、飲み屋で思い切り下ネタを話したい!
日本記念日協会によると、8月2日は「ハ(8)ラスメントフ(2)リーの日」。
パワーハラスメントという言葉をつくり、長年にわたって職場のハラスメント対策にかかわってきた「クオレ・シー・キューブ」が、ハラスメントのない職場づくりを啓発、推進していくことを目的に、語呂合わせで制定したという。
が、東京都港区にあるショットバーの女性店長は「最近、前よりずっと下ネタを話したがるお客さんが増えてウンザリです」と、こう明かす。
「オジサン同士で、あっちもこっちも下ネタを連発。皆さん『会社じゃコンプラが厳しくて女性に軽口も叩けない』『ストレス発散だから許して』と口を揃えます。飲み屋で思う存分、下ネタトークをしたいんですって。内心『話さないと死んじゃうの?』ってツッコミを入れてますけど」
ハラスメントフリーもへったくれもないか。
ネットリサーチ事業も展開する「インターワイヤード」が先月実施した企業のコンプライアンスに関する調査によると、職場で受けた、見聞きした職場のコンプラ違反の1位は、5年前の前回調査と同じく「パワハラ」だったが、「セクハラ」は3位から4位に後退している。