【東京佐川急便事件】異聞(109)カネがばらまかれても摘発する手段は規正法だけ。しかもザル法…
![リクルート事件以上の疑獄のはずが…(1989年、リクルート本社の家宅捜査で押収した物品を運び出す東京地検の係官たち)/(C)共同通信社](https://admin.nikkan-gendai.com/img/article/000/329/787/00a247bd233787ee2e3a96a02c5edbce20230928130414810_262_262.jpg)
元東京地検特捜部長、五十嵐紀男の話は続く(太字部分)。
制度としていいのかどうかわからないが、あれだけ、政治家にカネがばらまかれていて、それに対して検察が摘発する手段は政治資金規正法しかなかった。しかも抜け道だらけのザル法ときている。それでは検察は動けない。素材としては…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,052文字/全文1,193文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】