自民裏金議員が国会で野党に激しいヤジを…《本気で反省?》と国民怒り

公開日: 更新日:

「道路交通法の一部を改正する法律案」などについて議論され、れいわ新選組共同代表の大石晃子議員(46)が「この法案は、国民に法律を守りや、ルールを守りや、というものなんですけれど、法律を守らない裏金を作った自民党に政権与党として、この法案を成立させるということは……」などと切り出すと、議場に激しいヤジが飛び交ったのだ。

 大石氏はあきれた様子でヤジを飛ばしたとみられる委員席を振り向き、「大西さん、前の委員長ですよね。何で何回も何回もヤジっているのか」「杉田水脈さん!裏金議員じゃないですか」と声を張り上げる場面も。

 ちなみに「大西さん」とは大西英男議員(77=東京16区)、「杉田水脈さん」とは5年間の不記載額が1564万円に上った杉田氏(56=比例中国)のことだ。2人とも元安倍派所属で、大西氏は同派所属の議員や会計責任者が政治資金規正法違反の疑いで立件された際、「安倍派の主要幹部は十分責任を果たした。党内にこれ以上の責任を求める声は、ほとんどない」などと言い放って批判の声が出た人物だ。

《裏金議員がワーワーやって野党質問を邪魔するとは…。早くクビにしろ》

《裏金を作ったことを悪いと今も思っていない。間違いなく落選運動だ》

「反省ゼロ」に等しい裏金議員ばかりで、政治資金規正法改正案は本当にまとまるのか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • トピックスのアクセスランキング

  1. 1

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 2

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  3. 3

    フジテレビ問題で中居正広氏が反撃…問われ始めた第三者委員会の信頼性

  4. 4

    早期・希望退職の募集人員は前年の3倍に急増…人材不足というけれど、余剰人員の肩叩きが始まっている

  5. 5

    大阪万博はやっぱり赤字?1日あたりの入場者は初日を超えられず…開幕1カ月のしょっぱすぎる収支報告

  1. 6

    迷走続く「マレリ・ホールディングス」再建…金融界の最大の懸念は日産との共倒れ

  2. 7

    5月に入り葉物野菜が激安のワケ…1年前は1玉1000円だったキャベツが200円台前半で店頭に

  3. 8

    ウミガメ食べてしのぐしかないガザの深刻飢餓…イスラエルが物資搬入停止で兵糧攻めに

  4. 9

    大阪万博GW集客伸びず…アテ外れた吉村府知事ゲッソリ?「素晴らしい」と自賛も表情に滲む疲れ

  5. 10

    いわき信組で現金着服事案2件発覚…金融当局がニラむ「175億円公的資金」返済計画

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  4. 4

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  2. 7

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり

  3. 8

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  4. 9

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  5. 10

    遅すぎた江藤拓農相の“更迭”…噴飯言い訳に地元・宮崎もカンカン! 後任は小泉進次郎氏を起用ヘ