韓国スケート界が断言 「真央はキム・ヨナに絶対勝てない」の根拠
確かに、キム・ヨナがSPで踊った「ジェームズ・ボンド」の最後に、両手でピストルを撃つジェスチャーはインパクトがあった。
「浅田は嫌みがなく、老若男女から愛されるキャラクターです。今でもそれは変わらない。昨季のSPで踊った『アイ・ガット・リズム』やエキシビションの『メリー・ポピンズ』は、最も浅田らしさが出た。彼女の良さは明るさと笑顔です。今はステップやスピンはかなりレベルアップしている。それでも男性を引きつけるような色気や表現力は乏しい。女心を表現するシーンは、子供が無理して大人の女性を演じているようで無理がある。だからトリプルアクセルというテクニックで勝負するのではないか。それは、92年のアルベールビル大会で銀をとった伊藤みどりと似ている。伊藤は表現力では太刀打ちできないから、女子では誰も跳んでいないトリプルアクセルを会得したのでしょう。キム・ヨナは今回のフリーで難しいタンゴの『アディオス・ノニーノ』で勝負する。(韓国)スケート連盟のチョン審判理事は『今後、この曲を聴いたらキム・ヨナがすぐに浮かんでくることになる』と言った。決して大袈裟な話ではないですよ」(前出の関係者)
とはいえ、やっぱりファンは浅田真央の歓喜の涙が見たい。