5日にNZ戦 本田のボランチ“降格”に頭抱えるザッケローニ
5日にニュージーランド代表と対戦する日本代表の指揮官ザッケローニ監督(66)。悩みが高じてなのか、このところシワが深くなり、真っ白の頭髪も寂しくなる一方だが、それもそのはず。こうも代表レギュラーに“災難”が続いては、コンビネーションを高めるのは無理。一部からは、「ひさびさの代表戦でレギュラーが揃わないようでは、ニュージーランドに勝つことすら相当苦労するのでは」という声も出ている。
マンUのMF香川真司(24)は、チームでベンチから外れることもあり、ほとんど戦力外。試合勘に問題を抱えたままだ。先月下旬にはニュルンベルクMF長谷部誠(30)が右ヒザの再手術に踏み切り、全治2カ月以上の診断が下ってW杯出場に黄色信号。シャルケDF内田篤人(25)も、古傷の右太もも裏肉離れで戦線離脱中。3日にはFW柿谷曜一朗(24・C大阪)が発熱を訴え、代役に鳥栖FW豊田陽平(28)の追加招集が発表された。
「1トップ筆頭候補の柿谷不在は、確かにザッケローニには痛い。ニュージーランド戦にフル出場させ、攻撃陣とのコンビネーションを高めたいと思っていた矢先での体調不良でしたから。でも、ザックが本当に気がかりなのは、本田圭佑です。ミランではトップ下ではなく、2列目右サイドが定位置でしたが、ついに守備的MF(ボランチ)をやらされてしまったことを心配しているのです」(スポーツ紙サッカー担当)