羽生が連覇も…ライバル不在のGPファイナル盛り上がらず
「昨年のこの大会はソチ五輪シーズンで、しかも国内(福岡)開催。みんな真央のジャンプの調子を気にしていたから非常に関心があった。ソチで金メダルが期待された真央はジャンプに悩み続け、GPファイナルのSPでシーズンで初めてトリプルアクセルを完璧に決めて優勝を飾った。そんな状況下と今年の大会を比べても意味がないとは知りつつも、羽生が11月の中国杯で、フリー直前の6分間練習で中国選手と激突。大ケガ負ってフリーの演技をし、3週間後のNHK杯出場(4位)が世間で物議を醸すことでもなければ、もっと寂しい大会になっていたかもしれません」
いくらアクシデントでドラマが生まれても、好敵手同士が凌ぎを削らないフィギュアはなんだか寂しい。