全米OP18位の松山 ダブルボギーが優勝スピースとの“決定差”

公開日: 更新日:

■バーディーは多くても…

 3年連続出場の松山英樹(23)。初出場は10位、昨年は35位。そして今大会はメジャー5勝目を狙うR・マキロイ、今季マスターズチャンプでメジャー連勝に挑むスピースとともに優勝候補に挙げられた。しかし、通算3オーバー19位タイ発進の最終日もスコアを伸ばせなかった。

 1番パー4で残り89ヤードの2打目をピンそば1メートルに寄せて、バーディー発進。ところが2番パー4は3メートルのバーディーチャンスを逃すと、3番パー3は3パットボギー。4番パー4で3メートルのバーディーを決めてすぐに取り返したが、5番パー4はボギー、6番パー4は4パットダブルボギーとグリーン上で苦戦して、出入りの激しい内容。前半は8番バーディーも、スコアを1つ落としてターンした。

 メジャーの戦い方はボギーをたたかずに、数少ないバーディーチャンスを必ず決めるのがセオリーといわれる。

 ところが松山は毎日ダブルボギーを叩いてブレーキになっている。ちなみに勝ったスピースは、4日間でダブルボギーは2つ。松山はダブルボギーが多すぎるのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ