ドルト新監督トゥヘルを直撃「香川を全力でサポートしたい」

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「慎司とは密接な関係を築いた。彼は何かを教えたら、それ以上のものを私に返してくれた。イングランドでも、ぜひ成功して欲しい。真司やミツ(ドルトムントMF丸岡満)もそうだが、日本人はオープンな性格で野心もある。目標を明確に定め、勤勉に、そして規律正しく取り組んでいく」と高く評価している。

 14年の2月だった。アポなしでマインツを訪問し、その場で英語での取材を申し入れた際、笑みを浮かべて「流暢に話すのは難しいが……」と言いながら丁寧に対応してくれた。川崎戦の前日、1年半ぶりに声をかけると「おぉ! 久しぶりだな」とうれしそうに対応してくれた。こういったフレンドリーな人柄も彼の魅力といえる。

 その半面、一度逆鱗に触れたら、手をつけられないところがある。マインツが勝ち星から見放されていた13年の秋ごろ、とにかく選手たちを怒鳴りまくっていたという。

 当時、岡崎から「高校サッカーみたい」と聞かされたことがある。

「ミーティングでは、監督が言いたいことを全部まくしたてた後、選手に(意見があれば)聞くという感じ。まるで高校サッカーみたいでした。監督のネガティブな怒り方にビビっていた選手もいた。怒る時はとにかく物凄い。しかし、そんな態度を取るのも、選手側のリアクションを期待してのこと。監督の真意が分かり、自分自身はトゥヘルさんを良い監督だなと思いましたね」

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