平昌五輪向け韓国フィギュアが狙うユ・ヨン出場の“秘策”
「88年の五輪招致レースは直前まで名古屋が圧勝ムードだったが、フタを開けてみればIOC総会の決選投票では27―52という信じられない大差で韓国のソウルに敗れた。日本の単独開催がほぼ決まっていた02年のサッカー・ワールドカップも日韓共催にしたように、韓国が本気になった時の政治力は不可能を可能にする。韓国メディアの報道によれば、平昌五輪のフィギュアの問題でもすでにゴソゴソやっているようですから」(スケート関係者)
五輪のフィギュア競技は、開催前年に行われる世界選手権と予選会で出場枠を獲得する。開催国だけは男子、女子のシングル、ペア、アイスダンスの各1枠の出場権があったが、ISUは12年の理事会で、ソチ五輪を最後に開催国特権を廃止した。
この決定に韓国がかみついたのだ。
「韓国は男女のシングルは出場枠は取れても、レベルが低いぺアとアイスダンスは絶望的です。シングルでメダル争いに絡めない上に、自国選手がそれ以外の種目に参加できないとなれば、まったく盛り上がらないし、客入りも心配される。そこで韓国のスケート連盟は国際オリンピック委員会(IOC)に働きかけて、最低技術点をクリアするという条件付きで、開催国が全種目に出場できるようにしたようです。こういうことをやる国ですからね。年齢制限を決めたISUに手を回し、平昌五輪の時に13歳のユ・ヨンをどうにか出場させる秘策を考えているかもしれません。ISU会長のチンクアンタ(77)も、韓国に好意的といわれていますからね」(前出の関係者)
まさか!? とは思うが、この国ならありそうな話である。