“300億円選手”大谷抱える球団の本音は「早くメジャーへ」

公開日: 更新日:

■回復は「想定していたよりも遅い」

 その川名コーチは日刊ゲンダイの取材に、こう答えた。

「大谷は現状、50~60%くらいの力で走っている。80%で走れるようになれば、ベースランニングと考えています。100%? それはどこも痛みがなく、どんな動きでも痛くないという認識。ケガをしている大谷には望めませんからね。今は故障選手に対するプログラムがある。トレーナーが彼の状態をチェックした上で、僕に『ベースランニングをやらせましょう』と報告が来ることになっています」

 現在も最大60%程度の力でしか走れない。この回復具合は早いのか、それとも遅いのか。

「僕が想定していたよりも遅いですね。それだけトレーナーも慎重になっているのかもしれない。打者としては大丈夫でも、走ると痛いというケースもある。だから、今は走ることに軸を置かなければいけないんです」(川名コーチ)

 大谷の右足首痛は骨棘が原因といわれる。かかと付近に棘状になった骨があり、爪先を伸ばすと圧迫されて痛みが生じるのだという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ