“戦力外”から一転 本田圭佑の半年ぶり代表復帰の注目度

公開日: 更新日:

 ベルギーで行われるマリ戦(23日)、ウクライナ戦(27日)に向けたサッカー日本代表メンバー26人が15日に発表された。目を引くのは、昨年9月のW杯予選以降、「戦力外」だったパチューカFW本田圭佑(31)が、約半年ぶりに代表復帰を果たしたことだ。元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏がこう言う。

「ハリルは就任以来、一貫して本田のことを高く評価してきた。たとえ代表から外れる時期があったとしても、『ケイスケの能力は分かっている』と高値安定の戦力として考えている。本田自身もメキシコリーグで健在ぶりをアピールしており、W杯イヤー初の海外遠征での代表復帰は順当と言っていい」

 今回、ケガで戦線離脱中のDF吉田麻也(29=サウサンプトン)、MF香川真司(28=ドルトムント)が外れたのは致し方ないとしても、スペインのエイバルで活躍しているMF乾貴士(29)や英プレミアのレスターで今季公式戦8得点のFW岡崎慎司(31)は<まさかの落選>との声も少なくない。

 本人たちも、たとえば「本田が所属するメキシコよりもはるかにハイレベルのリーグで結果を残しているのに……」とウラミ節のひとつも言いたくなるだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド