米国遠征3戦全敗…なでしこジャパン高倉監督の苦悩は続く

公開日: 更新日:

 なでしこジャパンは米国で開催された4カ国対抗の最終戦(日本時間3日)でオーストラリアに0―2で敗れ、3戦全敗で最下位に終わった。

 もともとAマッチデーではないため、熊谷紗希(リヨンDF)の招集はかなわず、阪口夢穂(ベレーザMF)は長期離脱中。しかし、厳しい台所事情だからこそ試せるコンバートもあった。

 新潟所属のMF阪口萌乃は今大会、サイドバックでフル参戦した。さらに左右のサイドバックをこなす有吉佐織(ベレーザDF)は、まさかのボランチで起用された。

 初めてのポジションの選手ばかりで世界の強豪を向こうに回せば、難点噴出も当然だ。3戦8失点は褒められたものではないが、内容的にはよく健闘した方である。

 それよりも、決定力不足に悩む攻撃陣の方が重症だ。世界相手の3ゴールは成長の証し。エースの期待を担うINACのFW岩渕真奈も実感している。ただし危機感はぬぐえない。

「ずいぶん前から攻撃陣のメンバーは変わらずにやってる。そろそろ結果を出さないと……」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フワちゃんは活動休止、男性の体臭批判の女子アナは契約解除…失言続きの和田アキ子はいつまで許される?

  2. 2

    「アッコにおまかせ!」存続危機 都知事選ミスリードで大炎上…和田アキ子には“75歳の壁”が

  3. 3

    中丸雄一「まじっすか不倫」で謹慎!なぜ芸能人は“アパホテル”が好きなのか…密会で利用する4つの理由

  4. 4

    中丸雄一に"共演者キラー"の横顔も…「シューイチ」で妻の笹崎里菜アナも有名女優もゲット

  5. 5

    やす子「暴言トラブル」火消しで“救いの手”も…フワちゃんの言い訳がましい謝罪が“火に油”

  1. 6

    選手村は乱交の温床、衝撃の体験談…今大会コンドーム配布予定数は男性用20万個、女性用2万個!

  2. 7

    中丸雄一「よにのちゃんねる脱退」を求めるファンの声…名物・菊池風磨の“中丸いじり”はもう笑えない

  3. 8

    川合俊一らと男子バレー“御三家”だった井上謙さんは「発達障害の息子のおかげで学んだ」

  4. 9

    自民重鎮の元秘書が「JK性加害」の衝撃!衆院青森3区から出馬表明も、酒乱トラブル続出の過去

  5. 10

    中日・根尾昂は責められない。定石を度外視、一貫性も覚悟もない指揮官の大問題会員限定記事