中島2G2A、柴崎ベンチ外…日本代表MF欧州組は明暗ハッキリ

ポルティモネンセの中島（Ｃ）共同通信社

　現地６日、ＭＦ柴崎岳が所属するスペイン・ヘタフェは、レバンテと対戦して０―１で敗れたが、柴崎は３試合連続ベンチ外とカヤの外だ。

「ボルダラス監督は『ガクはレベルをもっと上げないといけない』と柴崎のベンチ外を説明している。スペインは優雅なプレーが評価されて守備は二の次というイメージもあるが、柴崎のプレーしているセントラルＭＦには、フィジカル的な強度と高い守備意識が求められる。柴崎は＜ボールが取れないのにダメ元でアタックする＞プレースタイルではなく、合理的な判断でスライディングなどしないタイプ。これが指揮官の不興を買っている」（前出の関係者）

　ロシアＷ杯に出場した柴崎は、日本代表の中盤のキープレーヤーとしてベスト１６入りの一翼を担った。中島はＷ杯メンバーから外れて失意の日々を送った。しかし現在は立場が大逆転。それが日本代表でのパフォーマンスにどう影響するか？

　キリンチャレンジカップの大きな見どころだ。