クロスかシュートか判別不可 プレミア3強のパス速度と精度
前節の英プレミアリーグはチェルシーVSエバートンの実況を担当しました。チェルシーは美しいパスサッカーを展開して8勝3分けの3位。対する9位のエバートン・シウバ監督は「相手に気持ち良くプレーさせないことが必要」と試合前にコメントしました。どんな方策を取るのか、個人的にも注目しました。
シウバ監督が採用したのは、チェルシーの新司令塔として今夏加入したイタリア代表MFジョルジーニョを徹底的に封じることでした。
エバートンはセネガル代表MFゲイエ、ポルトガル代表MFゴメスがジョルジーニョを執拗につぶしにかかり、勝てないまでも0―0のドローに持ち込み、勝ち点1ゲットに成功しました。
この日のエバートンのように首位のマンチェスター・シティ、2位リバプール、そして3位チェルシー相手に中位以下チームが、トップ3のストロングポイントをどう消していくか、これが勝敗以上に興味をひきます。
それにしても――。
今シーズンの英プレミアのトップ3は、攻守ともにズバぬけた強さを見せつけています。