前週3位の松山英樹 フェニックスは調子判断の格好の試金石

公開日: 更新日:

 この試合でわかる。

 米男子ゴルフ松山英樹は現地31日からフェニックス・オープン(TPCスコッツデール=7261ヤード・パー71)に出場する。

 昨年は左手親指付け根痛で第2ラウンドのスタート前にまさかの棄権。今年は16年、17年と連覇した大会で2年ぶりの優勝を狙う。パワーランキング(優勝予想)は3年連続トップ。予選ラウンドはミケルソン、ウッドランドとの注目組に入った。

 前週のファーマーズ・インシュアランスオープンは2位で決勝ラウンドに進みながら3日目は73と崩れたが、最終日に67と復調し3位タイ。17年のWGCブリヂストン招待優勝以来のトップ3フィニッシュ。調子を上げてきたようにも見える。

 16年大会は、最後の2ホールで連続バーディー。14アンダー首位のファウラーに並び、プレーオフを制すると、17年もW・シンプソンとのプレーオフに勝った。よほどアリゾナの水が合っているのか、暑さと寒さに強いティフイーグルというバミューダ芝のグリーンが好きなのか。体に痛みがない今の調子を測るには絶好の大会だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド