まわし姿で初指導 “不器用”稀勢の里に根気と先代師匠のDNA

公開日: 更新日:

 先代師匠である元横綱隆の里(先代鳴戸親方)に育てられたことも大きいだろう。

「先代は基礎の大切さや力士としての在り方、食事法などを徹底的に弟子に叩き込み、稀勢の里の他にも大関高安、関脇では若の里(現西岩親方)と隆乃若を育てた。その薫陶を受けている稀勢の里は、力士らしい力士を育てられるはず。だからこそ、弟子集めを人任せにせず、マゲを切る前に全国を飛び回って有望な弟子をスカウトすることです。強かった稀勢の里を覚えている子供が多いうちに、手をつけられるところからつけるべきです」

 現役時代は出稽古嫌いの“出不精”だっただけに、そこは心配だが……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希「負傷者リスト入り」待ったなし…中5日登板やはり大失敗、投手コーチとの関係も微妙

  2. 2

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  3. 3

    佐々木朗希「中5日登板志願」のウラにマイナー降格への怯え…ごまかし投球はまだまだ続く

  4. 4

    早期・希望退職の募集人員は前年の3倍に急増…人材不足というけれど、余剰人員の肩叩きが始まっている

  5. 5

    河合優実「あんぱん」でも“主役食い”!《リアル北島マヤ》《令和の山口百恵》が朝ドラヒロインになる日

  1. 6

    巨人秋広↔ソフトBリチャード電撃トレードの舞台裏…“問題児交換”は巨人側から提案か

  2. 7

    TBSのGP帯連ドラ「キャスター」永野芽郁と「イグナイト」三山凌輝に“同時スキャンダル”の余波

  3. 8

    キンプリが「ディズニー公認の王子様」に大抜擢…分裂後も好調の理由は“完璧なシロ”だから 

  4. 9

    永野芽郁&田中圭「終わりなき不倫騒動」で小栗旬社長の限界も露呈…自ら女性スキャンダルの過去

  5. 10

    低迷する「べらぼう」は大河歴代ワースト圏内…日曜劇場「キャスター」失速でも数字が伸びないワケ