“単独3位狙い”C・キムにVさらわれ…日本人プロの深刻劣化

公開日: 更新日:

【日本オープン】最終日

 あっけない幕切れだった。

 最終日はツアー未勝利の塩見好輝(29)が、前日の残りを消化して2位に4打差をつける通算3アンダー単独首位発進。「平常心を保つことが出来たらコースに勝てる」と、14番まで首位キープ。

 ところが終盤4ホールで1ボギー、2トリプルボギーと崩れて通算5オーバー10位に終わった。

 塩見に代わってイーブンパーの堀川未来夢(26)が単独首位に躍り出たが、17番、18番の連続ボギーで通算2オーバー2位フィニッシュ。

 そして、「単独3位を狙っていた」C・キム(29)が最終18番でバーディーを決めて通算1オーバー。8打差の逆転優勝が転がり込んだ。

「日本オープンが難しい設定なのはよくわかるが、今回は簡単にボギーをたたいてしまう日本人プロの技術やメンタルの低さが見事に露呈した。日本ゴルフツアー機構も大会スポンサーも強い選手を育ててこなかったのが原因であり、これでは男子ツアーの人気はますます低下してしまう」(評論家・宮崎紘一氏)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    フジテレビ「第三者委員会報告」に中居正広氏は戦々恐々か…相手女性との“同意の有無”は?

  3. 3

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  4. 4

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  5. 5

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  1. 6

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 7

    冬ドラマを彩った女優たち…広瀬すず「別格の美しさ」、吉岡里帆「ほほ笑みの女優」、小芝風花「ジャポニズム女優」

  3. 8

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 9

    やなせたかし氏が「アンパンマン」で残した“遺産400億円”の行方

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」