燕・村上4500万円更改…巨人が“理想的な選手”と皮肉るワケ

公開日: 更新日:

「すごくいい評価をしていただいて3700万円アップの4500万円でサインしました」

 セ・リーグの新人王を獲得したヤクルト村上宗隆(19)が16日、都内の球団事務所で契約更改。今季の年俸800万円から4500万円への大幅アップを勝ち取り、「来年は高い目標を持ってチームの優勝、日本一に貢献したい」と笑顔がはじけた。今季はチームで唯一、全試合に出場し、高卒2年目以内では歴代最多タイの36本塁打、同最多の96打点をマークした。

 一方で打率・231、184三振はリーグワースト。失策はチーム最多の15と課題も多い。

■はっきりした弱点がいくつかある

 さらに、明確な弱点もある。今季5年ぶりにリーグ優勝を果たした巨人戦がからっきしなのである。

 対戦打率こそ・239と普通だが、2本塁打、9打点はセ5球団の中で最少。巨人投手陣から2番目に多い34三振を喫した。巨人のある投手はシーズン中にこう漏らしていた。

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