式秀部屋脱走騒動で露呈…おかみより必要なのはマネジャー

公開日: 更新日:

 とはいえ、おかみがいなくても、信頼できるマネジャーがいれば部屋の運営は可能だ。

■母親代わりは昔の話

 相撲ファンの菅野宏三氏(ビジネス評論家)は「部屋の運営方法を改革すべきだ」とこう言う。

大相撲ではおかみは力士の母親代わり……なんて言われていたのは、中卒力士が多かった昔の話。今は高卒、大卒の力士が大半でしょう。その意味ではおかみの存在意義は現代では薄れている。協会も各部屋に一人、稽古の補助も可能な元力士をマネジャーとして置くことを義務付けさせるとか、部屋の運営の講習会を開くなどするべきです。伝統は伝統として残しつつ、旧態依然としている部分は直していく必要があるのではないか」

 第2、第3のおかみの暴走が起こらないとは、誰も言い切れない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方