相次ぐ市民マラソン中止 経済より心配なランナーの精神面

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 あるマラソン・ランニングクラブの関係者が言う。

「フルマラソンは完走したときの充実感より、自己記録を更新したときの満足感の方がはるかに大きい。そのために皆さんは日々、努力しているのです。よって、多くの市民ランナーにとってマラソン大会中止のショックは計り知れず、例えば、今年の東京マラソンを走れなかったことで体調を崩したり、全国のどこを探しても走れる大会がないので、仕事のやる気が失せてしまった人もいます。甲子園大会を失った高校球児と比較するのは大げさと言う人もいますが、全国のマラソン大会が中止になっている今、市民ランナーのメンタル面が心配です」

 コロナ禍による「マラソンロス」は意外に深刻だ。

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