リバプール南野に燻るレンタル移籍説…出番失い都落ち危機

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 英プレミアの名門リバプールに所属する日本代表MF南野拓実(24)は、日本時間1日に行われたウェストハム戦(午前2時30分開始)をベンチで眺めながら、自分の近未来の姿がクッキリと見えたのではないか。

 リバプールはレギュラーFWのサラー、マネ、フィルミノの3トップが先発。1-1の同点で迎えた後半50分、サラー以外の2人に代わってFWジョッタとMFシャキリが投入された。これがドンピシャのメンバー交代となった。

 トップ下に入ったシャキリがキレキレの圧巻パフォーマンスで相手DF陣を翻弄し、後半85分にはジョッタの決勝ゴールをお膳立て。チャンスをきっちりモノにしたジョッタの決定力の高さも見事だった。そして終了前には、MFミルナーが投入されて「そのまま試合を終わらせる役割」を過不足なく務め上げた。

 90分間、スタンドの控え選手エリアでマスクを付けたまま、ただ戦況を見つめるしかなかった南野は、チーム内の攻撃系選手の立ち位置が、①サラー②マネ③フィルミノ④ジョッタ⑤シャキリ⑥ミルナー⑦南野⑧オリギであることを知らされ、これからもベンチウォーマーから抜け出せないことを痛感したはず。それどころかケガで戦線離脱中のMFチアゴ、MFケイタが戻ってきた場合、序列が⑨以降となって〈レンタル移籍要員として放出される〉危機を迎えないとも限らない。

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