久保建英タナボタ復帰は…コロナでレアルが今オフ大量放出
スペインの名門、レアル・マドリードに引き抜かれてからマジョルカ、ビリャレアル、ヘタフェとレンタル移籍先が変わった日本代表MF久保建英(19)。今シーズン終了後の去就に注目が集まる中、現地有力メディアで報じられた「レアルの今オフ放出リスト」が話題となっている。
「コロナ禍で120億円もの損失が見込まれている。MFイスコ(29)、FWディアス(27)、FWヨビッチ(23=フランクフルトにレンタル移籍)ら7選手を放出。移籍金や年俸など節約分が総額300億円に達する可能性がある」
このリストに久保の名前は入っていない。彼ら攻撃系選手が放出されれば、同じポジションでプレーする久保にとって〈レアル復帰〉の追い風となる。さらにリストには載っていなかったが、トッテナムにレンタル移籍中のFWベイル(31)、ケガばかりのFWアザール(30)が「シーズン終了後に放出される」と地元では何度も報じられ、これも久保にはプラス材料である。サッカー関係者がこう言う。
「2015年に16歳でレアル入りしたノルウェー代表のMFウーデゴール(22)の動向も、久保の去就に大きく関わってくる。ウーデゴールはオランダなどを経て21年からはアーセナルにレンタルされてプレーしている。緊縮財政を強いられるレアルは、若手攻撃系MFのウーデゴールか久保のどちらかを呼び戻す可能性がある」
下位のヘタフェでレギュラーと言えない久保だが、タナボタでレアル復帰もあるか――。