やっと5勝目の朝乃山に大関の威厳なし ケガもないのにナゼ

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 朝乃山は昨年7月場所から大関を張っているが、相撲内容に成長は見られない。むしろ初優勝した2019年5月場所から退化しているフシすらある。

 前出の親方が言う。

「これといったケガもないのに、この体たらく。要は本人のやる気の問題でしょう。こうした力士は何かきっかけがないと変わりませんよ。例えば照ノ富士は前回の大関時代、力任せの強引な相撲がたたって両足を負傷し、さらに病気もあって序二段まで陥落。そこで自分の相撲を見つめ直し、親方衆をもうならせる技術を会得して這い上がった。朝乃山もいっそ、大関から陥落した方がいい薬になるのではないか」

 本人の目標が現状維持だと言うのなら、もう何も言わないが……。

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