海外トップ選手は必ず暴走する 五輪の行動制限は至難の業

公開日: 更新日:

 宿泊施設を離れることができるのは選手村や大会会場に限られるなど、選手にはさまざまな行動制限がある。規則を破ったものは、参加資格が剥奪されることもあるというが、果たしてどこまで厳しくすることができるか。

■コロナ陽性なのに自家用ジェットで隔離ホテルから逃亡

 ホテルに宿泊する選手を逐一、見張るわけにはいかないし、中にはコロナの陽性判定を受けながらプライベートジェットを使って“逃亡”するようなアスリートもいるからだ。

 昨年10月、ロシアの大会に出場予定だったテニスのサム・クエリー(33=米国)はコロナの陽性判定を受けて大会を棄権。ロシアの5つ星ホテルで隔離生活を送っていたものの、保健所からの入院要請を拒否。無断でプライベートジェットをチャーターしてロシアを脱出し、入国の際に陰性証明を必要としない第三国へ“逃げた”という。

 政府やJOC、組織委はどこまでVIPの行動を抑制できるか。ウイルスそのものよりも厄介な問題だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」