ロッテ佐々木朗希の進化は「青写真」以上 楽天打線キリキリ舞いさせた強心臓もハンパない!

公開日: 更新日:

 6日のCSファーストステージ開幕戦(対楽天)に先発して6回を1失点10奪三振に抑えたロッテ佐々木朗希(20)。

 10日に始まるオリックスとのCSファイナルステージは第4戦(13日)の先発が予定されている。

 楽天戦ではプロ入り後の実戦で最速となる159キロをマーク。主砲の浅村を3打席連続三振に打ち取るなど、楽天打線をキリキリ舞いさせた。

 首脳陣は当初、佐々木のローテーション入りを来季の夏以降と考えていた。投げようと思えば160キロ以上の速球を投げられるものの、中6日に耐えられる体ではなかったからだ。けれども、登板間隔が今季終盤から中6日になったのは、一にも二にも体力や筋力がついてきたからに他ならない。

「前回159キロを3球投げましたけど、それも余力残しとか。佐々木の肘肩はまだ、全力投球に耐えられるだけの状態ではないとはいえ、抑えながらもそれだけの球速が出るようになったということ。下半身はだいぶ鍛えられてきたと聞きました。前回は自分の悪送球で失点しながらその後も崩れなかった。初のプレーオフというのに、心臓の強さもハンパじゃない」(ロッテOB)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」