MLBと選手会の労使交渉進展なし…レギュラーシーズン短縮なら鈴木誠也に追い風のワケ

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 日本人野手の多くは渡米1年目の夏場からシーズン終盤にかけて失速した。

 2001年にオリックスからマリナーズに移籍し、新人最多記録となる242安打をマークしたイチローでさえ、暑さが本格化し、開幕からの疲労がピークに達する7月には打率2割6分8厘(112打数30安打)と調子を落とした。当時のイチローは「遠征が続くと、さすがに疲れはある」とこぼしている。03年に巨人からヤンキースに移籍した松井秀喜にしても、8月は4本塁打しながらも打率2割3分3厘(103打数24安打)と低迷した。

 ここにきて米野球データサイト「ファングラフス」は誠也の1年目の成績を打率.287、23本塁打、85打点を予想している。これは162試合を前提としてはじき出された数字だけに、150試合なら試合数が減っても上積みが期待できるかもしれない。

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