関脇・若隆景インタビュー 小兵にして正統派の矜持「下からの攻めを貫いてきました」

公開日: 更新日:

「それは前にも聞かれたことがありますが、名前を継ぐとか、そういうものではないと思っていますので。今のしこ名で?はい」

 ──父も元幕下・若信夫。祖父と父との思い出は。

「祖父は僕が相撲をやる前に亡くなったので相撲に関する思い出はないんですよ。父からはいろいろ教わりました。技術などの難しい話はそんなになかったけど、基礎体力をつけるような稽古を教わったことはあります」

 ──同じ荒汐部屋には実の兄2人、長男の若隆元さんと次男の若元春関もいます。2人との関係は? 実の兄弟から兄弟子と弟弟子に変わりましたが。

「特に関係や接し方が変わったことはありません。僕にとっては心強い存在です」

■趣味は魚さばき

 ──“魚をさばくこと”が趣味。

「最近はなかなか出来ていませんけどね。きっかけは(コロナで)家にいる時間が増えたので」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド