中日・石川昂が左膝前十字靭帯不全損傷で離脱 元チームドクターの見立ては「全治6~12週間」

公開日: 更新日:

「足を引きずりながらでも、ひとりでベンチに戻ったのであれば、そこまでの重症ではないでしょう。本当にヒドければ歩けませんから。まだ若いだけに、後遺症の心配もないと思います。今後は一日も早く治療し、(動けないゆえに)落ちる筋肉を元に戻すことが大切になります」とは前出の佐藤氏だ。

 石川は中日で数少ない長距離砲。チームにとって一発の期待をもてる打者の長期離脱は痛手だし、何より本人のダメージがデカい。新型コロナによる一時離脱はあったものの、今季はここまで37試合に出場。昨年は死球による左尺骨骨折の手術で一軍出場がなかっただけに、三塁のポジションをつかむ初のチャンスだった。それが、またしてもケガでチャラになるとしたら泣くに泣けない。

 立浪監督は石川昂のケガについて、今年中に復帰できればベストだと受け止めている。

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