根尾昂の起用法に苦言…中日・立浪監督に立ちはだかる「落合博満」という雑音
中日の根尾昂(22)の起用が波紋を呼んでいる。
立浪和義監督(52)は就任直後に「根尾の肩を生かすため」と外野専念指令を出したが、開幕後の4月になってから遊撃への再コンバートを指示。かと思えば、敗戦処理で2試合に投げさせる二刀流起用だ。
これに苦言を呈したのが、元中日監督の落合博満氏(68)。29日のサンデーモーニング(TBS系)の「週間御意見番」に出演し、「どうなんですかねえ……。どっちつかずになっちゃうんじゃないですか」と、話すや、複数のネット記事でも報じられた。
立浪監督にしても、右往左往している現状では何を言われても仕方ないのだが、ある球団OBは「よりによって、犬猿の仲といわれる落合さんの発言ですからね」と、こう言う。
「2006年に立浪監督から三塁のポジションを剥奪したのが、当時の落合監督。森野とポジションを争っていたが、何の通告もないまま三塁を取り上げられ、以降はほぼ代打専門。これがきっかけで両者に亀裂が入り、立浪監督も『落合監督との関係はあまりよくなかった』と明かしている。一応、『それでも勉強させてもらった』とは言っているものの、それはあくまで建前。ホンネは別でしょう」