大谷翔平のトレードを邪魔するエ軍オーナー「田舎球団と一緒にするな!」の見栄とプライド

公開日: 更新日:

 日本時間8月3日のトレード期限が迫る中、エンゼルス大谷翔平(28)の去就に注目が集まっている。22日には大リーグ公式サイトのマーク・フェインサンド記者がMLBネットワークの番組に出演し、「大谷は今、最も(トレード市場で)価値がある選手。8月2日までにトレードすれば、彼は大量の若手有望株をもたらしてくれる」と、二刀流を放出すべきとの持論を展開した。

 エンゼルスは39勝53敗の勝率.424、首位アストロズと21.5ゲーム差で前半戦を折り返し、ポストシーズン進出は絶望的。メジャーではプレーオフ進出の望みがないチームは主力を放出し、他球団の若手を得てチーム再建を図るのが一般的だ。オールスター以降、トレードが活発に行われ、大物選手の移籍は当たり前の光景になっているが、実はシーズン途中の主力選手の放出に否定的なオーナーは少なくないという。

■主力放出に否定的

「『主力選手を売って再建を図るのは資金力のない田舎球団のやることだ』と考えるオーナーが少なからずいるのです。実際、シーズンオフはともかく、ヤンキース、レッドソックス、ドジャースといった大都市を本拠地にする資金力豊富な球団はシーズン途中に主力選手のトレードをほとんど行いません。エ軍のモレノ・オーナーも主力放出に否定的な考えのひとりで、『田舎球団とは一緒にされたくない』というプライドを持っている。これまで何度も他球団から譲渡の打診を受けながら、主砲トラウトを放出しなかったのは、オーナーのプライドが許さなかったからだといわれています」(大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏)

 大谷のトレード話はオーナーの見えで消滅するというのだが……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」