第2次森保J攻撃専門コーチに元代表FW前田遼一氏が内定 変わり者ストライカーの素顔と実力

公開日: 更新日:

 現役時代は「ストイック過ぎる性格でチームからもメディアからも<変わり者>として浮いていた時期があった」とサッカー関係者がこう続ける。

「試合前後は自分の世界に入り込み、無口を貫くのが前田の流儀。たとえば、試合後の選手は取材エリアでメディア対応するのが決まりだが、前田は別ルートを走り抜けて移動バスに乗り込み、ノーコメントを貫くことが多かった。所属クラブでも代表でも全体練習の前後には、埼玉在住の整体師から教えられた<広げた両手をユラユラさせながらベタ足でジョギング>するのが常。周囲は『あのタコ踊りに何の意味があるのか?』といぶかっていたものです」

 21年11、12月に行われたJFA主催の「未来のストライカー発掘・育成キャンプ」のゲストコーチを務め、ここから潮目が大きく変わった。

「全国から将来有望な中学生年代のFWを集めた特別合宿で、前田はプレーでも言葉でも親切丁寧で分かりやすい指導を行い、合宿に顔を出した森保代表監督やコーチ陣から『優秀な攻撃系コーチになれる』と絶賛された。これが今回の代表コーチ就任につながった」とは前出の放送関係者。

 お手並み拝見──。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  2. 2

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  3. 3

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  4. 4

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  1. 6

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  2. 7

    永野芽郁“二股不倫”疑惑でCM動画削除が加速…聞こえてきたスポンサー関係者の冷静すぎる「本音」

  3. 8

    佐々木朗希が患う「インピンジメント症候群」とは? 専門家は手術の可能性にまで言及

  4. 9

    綾瀬はるかは棚ぼた? 永野芽郁“失脚”でCM美女たちのポスト女王争奪戦が勃発

  5. 10

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり