巨人大勢が初実戦で最速155kmもフォーム改造に他球団から疑問の声…侍J栗山監督もヤキモキ
3月のWBCに出場する侍ジャパンの守護神候補が、実戦で新フォームを初披露した。
2年目の大勢(23)が12日、紅白戦の六回に4番手として登板し、先頭の増田陸にジャストーミートされた打球は正面をつく三塁ライナーに。続く三軍から参加した育成の加藤には、155キロを計測したこん身の直球を中前へ弾き返された。後続は抑え、無失点に抑えたものの、「今日は打たれてもいいと結果より内容にこだわって投げた。ゲームになった時にまだちょっと物足りない」と笑顔はなかった。
【写真】この記事の関連写真を見る(23枚)
昨季は新人最多タイの37セーブを記録したが、「研究される」と投球フォームの改造に着手。本人いわく「一度、軸足に足首、膝、右脚の股関節でしっかり体重を乗せるため」、始動する際に軸足をカクッと折り曲げる新フォームに挑戦している。「球速アップ」の狙いがあるという。