ジャパン3戦目の相手サモアの進化 駆け引きを学んで強さに巧妙さが加わった
今回のW杯は、プール分けを2020年12月に決めたために、その後ランキングが大きく動いて、偏った組分けとなった。
プールAには2位ニュージーランドと3位フランスが、Bには1位アイルランドと4位南アフリカ、5位スコットランドが入り、世界ランク1位から5位までのチームがA、B両プールに集まっている。
一方、プールCには8位オーストラリア、9位フィジー、10位ウェールズ、11位ジョージアと8位から11位までの4チームが集中。ジャパンが属するDには6位イングランド、7位アルゼンチン、12位サモア、14位ジャパンと、その前後を固めるチームが入った(13位のイタリアはプールA=ランキングは8月14日時点)。
つまり、プールAを除いて、どのプールもランキングが近いチーム同士が壮絶なバトルでベスト8進出を争う構図となったのである。
ジャパンは9月28日にサモアと対戦するが、イングランド戦の結果にかかわらず必勝を期すゲーム。サモアとは3大会連続の対戦で過去2大会はジャパンが連勝中だが、今回は最も実力が接近し、激しい戦いが予想される。