狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり
ドジャース大谷翔平(29)の元通訳・水原一平氏(39)が違法賭博で少なくとも約6億7500万円もの借金を負い、大谷名義の銀行口座から胴元に送金していたことが発覚。大谷の顧問弁護士は水原氏による窃盗を主張しているが、大谷にしても自分の口座の残高が7億円減っていても気付かないことがあるのかどうか――。(【前編】からつづく)
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「そもそも大谷はカネに無頓着です」と、日本ハムOBがこう言う。
「プロ入り当初は両親がおカネを管理していたようです。契約金や年俸はもちろん、少なくとも3、4年目くらいまでは毎月いくらという感じで、決まった金額が大谷の口座に振り込まれていたといいます。で、確定申告用に、大谷が飲食代、タクシー代、洋服代などの領収書を両親に送り返していたのですが、中でもコンビニのものが多かったくらいで、遊びに出歩くわけじゃない。使うどころか、活躍した際の監督賞などでときには数十万円の振り込みがあったりして、口座の残高はむしろ増える一方だったとも。スポーツ紙に月々1万円生活と書かれたこともあった。大谷は自分の口座の残高を気にする必要がなかったかもしれません」