大谷の「新・代理人枠」狙い大物エージェントが虎視眈々…争奪戦勃発は待ったなし

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 その「ワッサーマン」きっての敏腕として知られるのが、山本由伸の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏だ。昨オフ、山本の投手史上最高額となる12年約460億円の超大型契約をまとめたスーパーエージェントのひとり。昨年12月にプロスポーツ史上最高額の10年1000億円超の契約を結んだ大谷の代理人にふさわしい人物であることは確かだ。

 大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう言った。

「ワッサーマン・グループは多くの有力選手を顧客に抱え、クライアントとの契約規模は、スコット・ボラス氏が率いる“ボラス・コーポレーション”に次いで2位と、米プロスポーツ界では絶大な影響力を持っている。山本以外にも、ドジャースにはグラスノー、K・ヘルナンデス、トラメル、ハドソンらの顧客がおり、球団とのつながりも深い。昨オフのFA市場の目玉左腕だったモンゴメリー(現ダイヤモンドバックス)のようにボラス氏から『ワッサーマン』に乗り換える選手も少なくありません。バレロ氏のもとですでに10年契約を締結したとはいえ、年間の副収入がMLBトップの98億円超とも言われる大谷には新たなスポンサー契約も見込めるだけに、ワッサーマン側としても顧客に加えたいのは間違いありません」

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